韓流・華流日誌

筆者がこれまで観てきた韓国ドラマや中国ドラマなどについて個人的な感想をつれづれにつづるサイトです。基本的に批評というよりは、面白い韓国ドラマ、面白い中国ドラマについて韓流愛、華流愛をぶちまける感じになると思います。

【韓流】今別れの途中です 感想

今別れの途中です【★★★★☆】

このドラマ、まぁまぁ面白かったです。

アマゾンプライムで評価がすごく低かったので期待しないで観たのですが、

筆者は好感の持てるドラマだと思いました。

仕事を愛してやまないファッションデザイナー(年上女子)と

世界的なファッションカメラマン(年下男子)のラブロマンスです。

 

正直、

ハラハラドキドキして一気見するようなストーリーではないです。

でも、主人公が理不尽な仕打ちに合っても、

目の前の仕事に対して全力で取り組んで乗り越えていく姿に好感が持てます。

少し「恋愛ワードを入力してください」に似ていますが、

「恋愛ワードを入力してください」では、主人公が巨大な権力に挑んでいく

というスケールの大きさがありましたが、

「今別れの途中です」では、あくまで主人公個人のサクセスストーリーのような感じです。

 

登場人物がみんな基本良い人で、

敵対関係にある人の攻撃も手ぬるく、張り合いが無いこともあってか、

結構あっさり色々解決していくので、

めちゃくちゃ続きが気になる!という展開ではありません。

 

でもストーリーとして不自然ということはなく、

起伏に乏しいだけで、面白くなくはないです。

(歯切れが悪くてすみません)

 

何よりこのドラマは、映像が美しい。

キャスト、ファッション、背景、全てにおいて本当に画面が美しいんです。

ずっと見とれていました。笑。

 

主演の二人が特に美しい。

ヒロインの年上女子を演じるのはソン・ヘギョ!

ほんと美しいですよね~。

落ち着きのある大人の女性ですが、まるで老けてないんですよね。

強くて地位のある女性役がぴったりです。

 

そして相手役はチャン・ギヨンさん。

独特な顔立ちのイケメンです。声も素晴らしいです。

落ち着いて見えますが、意外と若い俳優さんです。

 

ただ、作品の中のこの二人のロマンスが見てられない!

ギャン・ギヨンさん演じる年下カメラマンが主人公に恋をして

アタックしまくるストーリーですが、

この年下君がかわいそうでかいそうで。笑

(まぁ。主人公がかたくななのにも理由はあるのですが…)

一生懸命愛情表現するのに伝わらないって。。。かわいそうじゃないですか?

このあたりは「恋愛ワードを入力してください」に似ていますね。

年下男子を演じた俳優さんはチャン・ギヨンさんで共通ですし。

子犬のように年上女子を追いかける感じが、はじめはかわいいんですが、

段々かわいそうすぎて見てられなくなってきます。笑

 

こういうロマンスの展開が最近はやりなんでしょうか。

 

ま、ラブロマンス要素には好き嫌いがあるとは思いますが、

全体的なストーリーや映像美に関しては、筆者は結構好きだったので、

観ようかどうか迷っている方には観てほしいと思える作品でした。

【華流】開封府 感想

開封府【★★★★☆】

このドラマ、途中までは本当にめちゃくちゃ面白かったです。

後半も、面白くなくはなかったのですが(だから完走できたんですが)、

「なんでそんなことするの?」みたいな、

登場人物の動きについて行けない展開が多くて、

ちょっと疲れました。笑

あと、主人公のキャラがめちゃくちゃ良いんですが、

途中から普通の人っぽくなっていって、キャラが弱くなった感じがして、残念でした。

なので、★4つです。最後まで面白かったら★5つでした。

 

主人公は、中国では超人気の実在した人物

この作品の時代は北宋の第3代皇帝と第4代皇帝の頃です。

主人公は実在し、今なお超人気の「包拯」という宗の高官です。

身分が高くて権力も持っている貴族や宦官もお構いなしに

不正を摘発していったことから、庶民からすごく人気があるのだそうです。

日本で言うと、江戸時代の名奉行・大岡越前みたいな人だそうです。

中国ではとても人気なので、親しみを込めて「包公」と呼ばれたりもするそうです。

あと、「包晴天」と呼ばれたりもするそうですよ。

(同名のドラマがあるようです。)

 

ドラマでの主人公の設定が面白い

元々人気の包拯なので、これまでもいろんな作品が作られてきたようですが、

この作品が面白いのは、そのキャラクターかと思います。

なぜか色黒で周りからは敬遠されがちですが、

家族に愛され、また、良さを分かってくれる人からはうんと慕われます。

原理原則を重んじる、悪く言えば融通が利かないキャラです。

何故が動きも何となくコミカル。

でも、めっちゃ頭切れる。

その主人公が、難事件を解決していくストーリーです。

 

物語途中から何か失速

このドラマ、途中までは、壮大なスケールのストーリー展開になるのかな?

と思っていたんです。

包拯が出世して、悪の枢軸のような権力者を一刀両断する…みたいな。

でも、途中から、何か失速したんですよね。

脇役たちの無駄な動きが多いからですかね?

(ネタバレになるのであまり言いませんが)

包拯も途中から普通の人みたいになっていってしまうし、

設定もストーリーも面白いんですが、

なるほど!そうくるか!っていう感動が無かったかな~と思います。

脇役たちのストーリーはいいから、

もっと包拯の仕事をじっくり見せてほしかった、

というのが筆者の感想です。

正直謎解きも、

「いや、それ、素人でもわかるんじゃない?」みたいな推理が

あったりしましたし。笑

 

でも、面白くないというわけではないです。

続きが気になって、観れてしまう感じではあります。

 

少し変わった中国の歴史ドラマが見たいという人にはおすすめのドラマです。

 

【韓流】恋愛ワードを入力してください ~ search WWW ~

恋愛ワードを入力してください【★★★★★】

このドラマ、めちゃくちゃ面白かったです。

久々にこんなに面白いドラマを観ました。

 

年上バリキャリ女子と年下男子の恋愛ドラマかな?

と思っていましたが、とんでもない

もちろん、ロマンス要素は濃くてメインストーリーの一つではありますが、

それ以上に、企業間の競争から、

国家レベルにまで発展する壮大な権力闘争に巻き込まれていく様子や、

信じていた人や、貢献してきた会社からの裏切りにあった主人公が、

その状況をどう克服していくかなど、

いろんな要素があって本当に面白かった。

スカッとします

 

女同士の友情っていうか、信頼関係みたいなものも描かれていて、

いやぁ本当に、とてもとても面白かった。

最終回の最後のシーン大好き。

 

ロマンスに関しては、

年上バリキャリ女子と年下男子のロマンスそのまんまですが、

主人公のガードが固すぎて、

年下男子がかわいそうすぎて途中見てられなかった。笑

 

まぁ、そんな二人がどうなっていくかも見どころですよね。

 

キャストもめちゃめちゃいい

 

主人公(ぺ・タミ)はイム・スジョンさん。

2000年代の「ごめん、愛してる」で知っていた女優さん。

もう一つ筆者の大好きな「シカゴ・タイプライター」でも主人公してますよね。

アラフォー子持ちとは思えない透明感。素晴らしすぎる。

 

相手役はチャン・ギヨンさん。

この人、最近めっちゃドラマ出てますよね。

眼差しが独特(どこかソ・ジソプ似)な俳優さんです。

声がめちゃくちゃいい。泣きの演技も良い。

男泣きに何度つられて泣きそうになってしまったことか。笑

 

あと、敵か味方かわからないチャ・ヒョン役のイ・ダヒさん。

筆者はこの女優さんめっちゃ好きなんですよね~。

なんか完璧すぎて怖いくらい美しいですよね。

これまでキレイ&デキル系の役が多かったと思いますが、

今回はけんかっ早い役です。意外でした。

チャ・ヒョンとペ・タミの距離が筆者はとても好きでした。

 

そしてもう一人のキーパーソン、

ソン・ガギョン役のチョン・ヘジンさん。

ペ・タミとチャ・ヒョンの先輩役ですが、

この女性の迫力ヤバイ

この人も敵か味方か最後まで分からない役です。

冷静のようだけど、時々ものすごく毒づくシーンは印象的です。

筆者が個人的に好きなシーンは、

ホストに「美人ですね」と言われて、

普通は喜ぶところを、この役では、

「お前ごときが私を評価するんじゃない」とぶち切れ。

かっこよくないですか!?

カッコ良き女性です。

 

他にも味のある、迫力のある役者さんがたくさん出ていたんですが、

長くなりそうなので割愛。

 

結論、このドラマは絶対観てほしい

本当に面白いです。

【華流】海棠が色付く頃に 感想

海棠が色付く頃に【★★★★☆】

失踪した父親を捜すために昆陽という街に移住してきた女の子と、

昆陽一の化粧品店を営む大富豪の次男坊とのラブロマンス

プラス

泥沼権力争い愛憎劇

です。

 

このドラマ、

30話のちょっと手前くらいから猛烈に泥沼化して面白くなります。

正直、途中までは、もう観るのやめようかな・・・

と思いながら見ていたのですが、

30話を超えたあたりから、

「何?この展開!」と思うほど、荒れていき、

観るのをやめられなくなってしまいました。笑

 

もちろん、つっこみたいところはたくさんあります。

化粧品の開発ってそんなに簡単にできるの?とか、

そんな銃ぶっぱなして良い時代だったの?とか。笑。

でも、そういうことを差し引いても、

あの泥沼っぷりは観る価値あります。

 

全52話で、まぁまぁ長いですが、

ハマるとあっという間だと思います。

 

物語の舞台は中華民国時代

正確な年代は不明ですが、このドラマの舞台は中華民国の初期の頃でしょうか。

旗袍(チーパオ・満州民族の民族衣装。チャイナドレスの原型)を

着ている登場人物も結構いますが、

官兵たちはみな洋服ですし、洋服を着こなしている登場人物もいます。

ファッションは観ていて面白いです。

筆者個人的には、主人公の親友・龍莫嫿(ロン・モーファ)が来ている洋服が、

めっちゃお洒落で結構好きでした。

 

キャストも豪華

ヒロイン顧海棠(グォ・ハイタン)は李一桐(リー・イートン

めちゃくちゃ涙袋が素敵な小顔の美少女です。

「晩媚と影」「射鵰英雄伝」でもヒロインをやっていましたよね。

あの細身でアクションをこなすってすごい!と思っていました。

今回はアクション無しの、強く行きながらも守られる役ですね。

 

ヒロインの相手役の朗月軒(ラン・ユエシェン)は、

キツネ顔のイケメン鄧倫(ダン・ルン)

「霜花の姫」が有名なようですが、筆者は観たことがありません。

筆者は「楚喬伝」、「陰陽師(映画)」、「わたしだけのスーパースター」

で観たことがあります。

きりっとした顔立ちですが、笑うと少年のようになりますし、

泣きの演技も真に迫っていて、見ごたえがあります。

 

途中から悪役に豹変する月軒の兄、朗月明(ラン・ユエミン)は、

應昊茗(いん・はおみん)

筆者が今絶賛視聴中の「古剣奇譚」でも悪役です。

でも以前にも見たことがある…と思ったら、

「独孤伽藍」で宇文邕役で出てた!

「独孤伽藍」では一途な好青年という感じだったのですが、

悪役もめっちゃ似合います。

 

あと、「ミーユエ」で皇帝役をやっていた、

アレックス・フォンもお父さん約で出ています。

豪華ですよね~。

 

筆者は今回GYAOで配信されていたものをタイミング良く無料視聴できました。

もう終わっているかもですが、一度配信されたものはまた無料配信されることが多いかと思いますので、

タイミングのあった方は是非観てみてください^^

【華流】三国志 司馬懿軍師連盟 感想

三国志 司馬懿軍師連盟 【★★★★★】

 

この三国志、めちゃくちゃ面白かったです。

全86話(二部構成で第一部「軍師連盟」42話、第二部「虎嘯竜吟44話」)だったのですが、

ほとんど一気見。笑

 

三国志を題材としたドラマや映画はこれまで色々観てきましたが、

その中で断トツで面白かったです。

たぶん、面白いということは、フィクションも多いと思うのですが、

いいんです!

ドラマなんで。笑

 

いやね、結構硬派な作品なんですよ。

大河ドラマのような。

でも全然飽きずに、間延びせずにずっと見続けられます。

同じく硬派な三国志ドラマで、三国志ドラマの名作の一つと言われる

「三国志 Three Kingdoms」(全95話)

と比べてみると、ストーリーの練られ方が全然違うと感じました。

三国志 Three Kingdoms」の方は、

良く知っている三国志の内容をそのままドラマ化した感じ。

それはそれで面白いのですが、

三国志の知識がないと楽しめない感じでしたし、

筆者のように三国志は知っているけど、

そこまで好きって程ではない、という層からすると、

有名なシーン意外は間延びして退屈なこともありました。

 

一方、この「司馬懿軍師同盟」は、

最初から最後まで本当に面白いですし、

三国志の知識がなくてもストーリーとして本当に面白いと思います。

 

三国志司馬懿の立場から描いているので、

司馬懿と直接関係ない出来事は端折られているか、伝聞でしか登場しません。

でも、司馬懿人間性や、

司馬懿が、その置かれた状況の中で、どのように考え、判断していったか、

どのように権力闘争の渦に巻き込まれていったか、

どのように権力を手にしていったか、

なぜ歴史に汚名を残すような数々の残虐なことをするに至ったのか、など、

丁寧に描かれていて、ドラマとして本当に面白かったです。

 

筆者としては、「Three Kingdoms」より数段、

今回見た「司馬懿軍師連盟」の方が好みでした。

もっと早く見ておけばよかった。笑

 

ストーリーについて

この「司馬懿軍師連盟」、めちゃくちゃ面白いと思ったら、

以前見て結構ハマった「三国志 Secret of Three Kingdoms」と同じ脚本家だそうです。

どうりで!

ストーリーの特殊さは「Secret of Three Kingdoms」に負けますが、

(Secret of Three Kingdomsは本当に突拍子もない設定だった)

三国の中で「魏」に焦点を当てているところや、

司馬懿が英雄のように描かれているところなんかも似ているんですよね。

司馬懿愛を感じます。

 

司馬懿といえば、

曹操

曹操息子で初代魏の皇帝となる曹丕

魏の2代皇帝の曹叡

3代皇帝の曹芳、

の曹家4代に仕えた軍師であり、

実際に軍を率いて戦った将軍でもあります。

 

曹操曹丕曹叡に警戒されつつも重用されて権力を増し、

敵対勢力を徐々に排除して最終的に魏で最大の権力者になります。

その死後は司馬懿の孫の司馬炎が魏の皇帝から禅譲を受けて「晋」を建国、

そして蜀も呉も結局は晋に併合されて司馬氏の晋が三国統一を果たすことになりますから、

司馬懿という人は、晋という統一国家の礎を築いた結構スゴイ人物とも言えます。

 

ただ、司馬懿と言う人は敵対勢力に対してほんとに容赦ない。

敵対勢力に対しては、その家族三代皆殺し、みたいなことを何度もやっています。

(このころは大所帯で、名家になるとその関係者だけで何千人といたようですが、

皆殺しです。恐ろしい…)

同じく残酷なところもあるけれども、

敵国の武将である関羽を逃がしたりして男気を見せた曹操とはやっぱりかなり違いますよね。

司馬懿は、有用に思える人材でも、敵とみなせば容赦なく殺す、っていう…

そういうこともあってか、その功績に比べて歴史上の評価はそれほど高くないようです。

 

ただ、ドラマでは、

対外的には蜀との闘いにおいて命を懸けて魏に尽くしているにも関わらず、

対内的にはその能力を警戒されて

曹操曹丕曹叡を始め、

その他敵対勢力に何度も命を狙われるという極限の状況の中で、

元々司馬懿に備わっている慎重さや臆病なところ、

そして残虐性が徐々に助長されていく様も同時に描かれていて、

そのような状況なら仕方ないよね~と思わせてくれるストーリー展開になっています。

 

このドラマは全86話で、

筆者が見たアマゾンプライムでは86話ひとくくりにされていますが、

実際は第一部、第二部と別れているようです。

オープニングもエンディングも全然違うので、多分シーズン1,シーズン2みたいな感じだったのでしょうか。

 

第一部 軍師連盟

司馬懿が士官する前の若かりし頃から、

曹操に見いだされて仕官し、

権力闘争に巻き込まれていく様が描かれています。

曹操との駆け引きが面白い!

何度も命の危険にさらされながら、どうやって切り抜けていくのか、

そのストーリーから目を離せません。

 

第二部 虎嘯竜吟

恐らく虎=司馬懿、竜=諸葛亮

三国志の後半戦、劉備の死後蜀漢の実験を握った

諸葛亮が力をつけて度々魏を脅かすのですが、

諸葛亮と戦うために司馬懿アサインされます。

司馬懿諸葛亮との知略戦、本当に面白いです。

諸葛亮が死んでからは、

魏国内での権力闘争と、最後まで本当に面白かったです。

 

キャストについて

司馬懿:ウー・ショウポー(呉秀波)

 この俳優さん、以前「天命の子」(完走できなかった)というドラマで見たことがあります。

 渋い魅力たっぷりの演技派の俳優さんです。

 この作品には、コミカルな演出が随所に出てくる一方、

 司馬懿の感情を爆発させるようなシーンもあるのですが、

 コミカルな演技から、狂気じみた演技まで、幅広くこなしますし、

 若いころから73で死ぬまで幅広い年齢を演じ分け、かつ

 その年齢に応じた司馬懿人間性も同時に演じ分けるという、

 なんかね、本当に、彼の演技でドラマに惹き込まれていく感じがしました。

 

曹操:ユー・ハーウェイ(于和偉)

 「三国志 Three Kingdoms」の劉備役の俳優さん。

 今回はなんと曹操として登場。

 司馬懿との駆け引き、本当に見どころです。

 

■張夫人:リウ・タオ(劉涛)

 司馬懿の心の支えともいえる正室

 謎に武術に長けていて、戦場に赴いたりもします。

 瑯揶榜、ミーユエでおなじみの女優さん。

 美しいだけじゃなくて演技もかなりスゴイ。

 おばあさんになったときの所作のなど、本当にすごいなぁと思いました。

 

■拍夫人:チャン・チュンニン(張 鈞甯)

 曹丕から送り込まれる間者ですが結局司馬懿にほれ込み、

 司馬懿のためにその頭脳を活かして司馬家に貢献します。

 筆者はこの女優さんほんと大好きです。

 美しすぎる。ただ、最近の田中みな実さんに似ている気がする。

 あ、田中みな実さんがチャン・チュンニンに似ているのか…。笑

 

司馬昭:タン・ジェンツー(壇健次)

 この俳優さん、サイコパス演技の名手(勝手に言ってます)。

 「Secret of Three Kingdoms」で曹丕役を演じていた俳優さんです。

 キャスト被ってる!って思ったら、同じ脚本家の作品だったんですね。

 曹丕の時の狂気振りもすごかったですが、

 今回をそれを上回るサイコパス振りを発揮していました。

 

このほかにも魅力的な俳優さんがたくさん出るのですが、

思い入れが強すぎて長くなってしまったので、

この辺で切り上げようと思います。笑

 

このドラマ、三国志見たことない方にもおすすめできるドラマなので、

まだ観ていない方には是非観てほしいです^^

 

今はアマゾンプライムやU-NEXTで見放題配信やっています。

筆者はこのサイトで観ました。

↓↓↓

video.unext.jp

【華流】青雲志Ⅰ・Ⅱ 感想

青雲志Ⅰ・Ⅱ【★★★★☆】

このドラマ、予想外に結構面白くて、

一気見してしまいました!

ネットの評価はそれほど高くなかったので、

全然期待していなかったのもよかったかもしれませんが。笑

 

ジャンルとしてはアクションファンタジー系の古装劇でしょうか。

これまであまりファンタジー系の古装劇はあまり観てこなかった筆者ですが、

陳情令に触発されて、歴史モノ以外の古装劇にもハマりつつあります。

この作品は筆者的には陳情令より好きです^^

 

ストーリーとしては、

ダメダメだった主人公が、

実は大きなポテンシャルを秘めていて、

様々な経験や出会いを通してすごいパワーアップしていき、

いろんな問題を解決したり、それによっていろんな人の信頼を得ていく、

という、一見ベタなストーリーですが、

途中、主人公に容赦ないストーリー展開で、

確変級に状況が一変してしまうんですよね(青雲志Ⅰ⇒Ⅱ)。

筆者はこういうストーリー展開大好きなので、

一気に惹き込まれてまで完走してしまいました^^

(でも最後結局ストーリー終結していないようなつづきが気になります)

主人公を取り巻く状況が変わっても、変わらない友情や信頼関係に、筆者としてはぐっと来ます。 

 

それと、

役者さんがみんな超いい味出しているんですよね~。

 

その筆頭が、主人公の小凡役の李易峰(リー・イーフォン)。

イケメンと言っていいのかわからないのですが、

目力と眉力がある、良い面構えの俳優さん。

前半のダメダメの時の表情と、後半の超人級に強くなった時の表情が、

全然違うんですよね~。すごい。

それに笑った時の口元がドラえもんに出てくるキャラクターみたいですごくいい。笑

あと、声もかっこよすぎるんですが、吹き替えですかね?

役者さん自身の声だったら良いなぁ。ってすみません。ただの願望ですね。笑

とにかく、筆者はこの李易峰さんの演じるキャラにどんどん惹き込まれていきましたよ。

 

もちろん、他のキャラもみんな好きです。

チャオ・リーイン(この人のドラマは結構どれも面白い)さん演じるヒロインも天真爛漫で芯が強くてかわいくて好きですし、

名家の息子でやたらメカとか技術に強い書書というキャラも面白いですし、

あと、はじめは嫌な奴だったかと思ったら実は良い人だった主人公の師匠・田不易役の貫禄のあるオジサマも、めっちゃ良いです。笑

 

ただ残念なのは、(おそらく)完結していないこと。

の最終話の後にも続きがありそうですが、

が終わって34年経つようなので、きっと続きはないのかな、と。

ネットで検索してみましたが、青雲志Ⅲの情報はないようです。

 

楚喬伝といい、この青雲志といい、

結構好きな作品なだけに尻切れトンボなのが残念です。

 

なので、おすすめ!とまでは言えませんが、

筆者としては結構最後まで楽しめたので、

結構色々観てしまって、次何観ようかな?と迷っている方にはおすすめできるドラマかと思います。

【華流】陳情令 感想

陳情令【★★★★☆】

このドラマ、予想外にすごく面白くて、

結構サクサク観ることができました!

 

アクションファンタジー系(?)の古装劇です。

原作はBLだそうですが、筆者が見たアマゾンプライムで配信されている

ドラマではそんな感じはなく、男同士の友情モノと言う感じの方が強かったように感じました。

 

このドラマ、ネットでの評価は高かったのですが、

筆者はこれまでファンタジー系とか、

アクション?武侠?系のドラマはそんなに見てこなかったですし、

観始めても最後まで観ることができないものがほとんどだったので、

あまり期待しないで観始めたんですよね。

でも、この作品は最後まで飽きずに見ることができました。

 

このドラマが面白かったので、

他のアクションファンタジー系の古装劇にもチャレンジしたいと思っているくらい^^

 

話数は50話と、中国ドラマにしては長くもなく短くもなく、と言う感じです。

(ま、長いですが)

個人的には、面白くなってくるのは20話を超えたあたりからですかね。

30話くらいまで観ると、結構ノンストップで観ることができました。

最初の方は我慢が必要でした。

 

筆者が、中国ドラマ好きな理由の一つに、

「ストーリーの中盤まで主人公に対して容赦ない」ところなのですが、

このドラマはその要素が満載で、

最初の方こそ展開が緩やか過ぎて間延びしてる感じがしたのですが、

途中から「え?主人公そんな扱い受ける?」みたいな展開になっていくんです。

や~、主人公の蹴落とされ方が本当に容赦ない。笑

 

こうなるともうロックオンされてしまうんですよね~。

一気見モードに入りますね。

どうやって這い上がるの?蹴落とした奴らに復讐できるの?って、

ワクワクします。笑

 

そして、その後、どん底を味わったからこそ強くなったり、

仲間との絆が強くなったりする、そういうところがすごく面白いですし、

筆者はそういったストーリーが大好きなんですよね~。

 

なので、そういった起伏のあるストーリーが好きな方なら、

このドラマはすごく楽しめると思います。

 

もちろん、中国ドラマ特有の、つっこみたくなる演出は多々ありますよ^^

でも、中国ドラマあるあるだと思って楽しめる方ならそれも一興かと思います^^

 

それと、最後の方にに色々詰めすぎ?笑(これも結構多いですよね?)

最終話付近でほとんどすべてが明るみに出るってすごい。

ちょっとずつ明らかになっていくんじゃないんだ!って。笑

頑張って短くして終わったのかな?っていう感じもしました。

 

あと、主要キャストがイケメンぞろいです。

特に主人公の魏無羨役の肖戦(シャオ・ジャン)と、

始めは冷たいけど後に一番の理解者&サポーターになる

藍忘機役の王一博(ワン・イーボー)の二人がすごく良いコンビ。

2人とも違う系統のイケメンですが、

互いに引き立てあっていて、すごく好感が持てます。

 

ちなみに、

youtubeに上がっているメイキング動画(日本語字幕有り)も

結構面白くて、おすすめです。

和気あいあいとした撮影風景がほっこりしますよ^^

 

色々書いてきましたが、結論、

結構面白いですし、

ファンタジー系の古装劇が好きな方はもちろん、

これまでファンタジー系を敬遠していた方にもおすすめのドラマです。

 

今はU-NEXTで見放題やっていますし、

アマゾンプライムでも見放題やっているみたいです。