韓流・華流日誌

筆者がこれまで観てきた韓国ドラマや中国ドラマなどについて個人的な感想をつれづれにつづるサイトです。基本的に批評というよりは、面白い韓国ドラマ、面白い中国ドラマについて韓流愛、華流愛をぶちまける感じになると思います。

【華流】駆け抜けろ1996 感想

駆け抜けろ1996【★★★★★】

このドラマ、めちゃくちゃ面白いです!

久々にすごく面白い!と思うドラマに出会いました。

超おすすめの中国ドラマです^^

https://www.cinemart.co.jp/dc/images/1996_top.jpg

 (画像引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/images/1996_top.jpg)

 

青春をテーマにしたドラマなのですが、

若者だけでなく、大人でも存分に楽しめる内容かと思います。

というかむしろ携帯もネットもさほど普及していない90年代に

青春時代を送っていた大人の方が楽しめるかもしれません。笑

 

筆者は、青春をテーマにしたドラマは、

なんかちょっと幼稚な感じがしてついていけず、

途中で観るのやめてしまうことが多いのですが、

このドラマはそんな筆者でも「面白い!」と思わせてくれ、

最後まで楽しませてくれたドラマです。

 

18歳の若者が主人公なので、

もちろん若者の視点で描かれてはいますが、

全然幼稚な感じがしないんですよね。

 

気取ったところや、奇をてらったところもなくて、

1996年の普通の高校生たち(もちろんそれぞれ個性は強いですが)を、

友達との信頼関係や家族愛、受験、恋、といったテーマで

普通に丁寧に描いているだけなのですが、

妙に惹きつけられる魅力があります。

 

それはたぶん登場人物たちが

自分のおかれた境遇の中で精いっぱい生きていて、

 いろんな困難にぶつかりながらも、

それを受け入れて乗り越えていく、

そんな誠実で素直な姿が描かれていて、

すごく好感がもてるからだと思います。

 

このドラマに出てくる登場人物は、

高校生も大人も、

みんな良い子、良い人たちです。

 

悪役になりそうな先生や親でも、

「嫌な奴」という一面からだけじゃなくて、

様々な角度から描かれていて、

当たり前っちゃ当たり前ですが、

なんだか気持ちがほっこりします。

 

それと、音楽がめっちゃ良いです。

郷愁を誘うようなメロディが、

一層物語に没入させてくれます。

 

でも最後はちょっと切ないです。

 

いや、でも納得の終わり方ではありますかね。

本当に本当に切ないですが…。

 

24話と中国ドラマにしては短い方なので、

ぜひ最後まで観てほしいです。

 

続きが気になる!とか、中毒性がある!とか、

ドハマリして一気見するような感じではないですが、

見ていてとても温かい気持ちになりますし、

1話1話丁寧に観て、

ドラマの世界観に浸っていたくなるような、

そんなドラマです。

 

ちなみに、このドラマには90年代の日本で流行った

「ちびまるこちゃん」や「ロングバケーション

東京ラブストーリー」なども話題に出てきます。

山口智子やキムタク、鈴木保奈美まで話題にのぼりますよ。

(このお三方、25年も前から第一線で活躍していて、

 今も活躍しているってすごいですよね)

そういった小ネタも日本人からすると面白いポイントになるかもしれません。

 

ほんと、このドラマは中国ドラマ好きはみんな観てほしい。笑

超おすすめのドラマです。