韓流・華流日誌

筆者がこれまで観てきた韓国ドラマや中国ドラマなどについて個人的な感想をつれづれにつづるサイトです。基本的に批評というよりは、面白い韓国ドラマ、面白い中国ドラマについて韓流愛、華流愛をぶちまける感じになると思います。

【華流】愛と容疑者に落ちて 感想

愛と容疑者に落ちて(他来了 请闭眼)【★★★★☆】

 

このドラマ、面白かったです!

全24話のサスペンスです。

中国ドラマとしては見やすい長さのドラマかと思います。

 

途中、ドラマ中盤にとってつけたようなロマンス劇場がはじまり、

「これ、要る?」

と思ってしまいましたが、

観進めると「あ、必要だったのね」と納得です。

ちょっと疑問に思っても、我慢して観進めることをお勧めします。

ただ、筆者が唯一これだけなどうにかしてほしいと思ったのが、

ヒロインの設定。なんかイマイチピンと来なかったんですよね。

始めはめっちゃ有能か?と思ったのに、物語が進んでいくにつれてただの女の人になっていってしまって…。

もっとヒロインに大活躍してほしかった!というのが正直な感想です。

でもまぁ、中国ドラマは、細かいところを突っ込まずに見るに限るのかな、と思うので、とりあえず流してみることをお勧めします。

 

サスペンスとしては、最後までドキドキハラハラして観ることができました^^

 

おおまかなストーリーとしては、

天才犯罪心理学者と、サイコパスの知能戦です。

でもそれだけじゃない。

なぜ天才犯罪心理学者がサイコパスにそんなに執着されるのか、

後半に行くにつれて秘密が明かされて行くのですが、

その過程もまた面白いです。

 

が、最後の最後まで意味深で、なんかモヤモヤします。笑

中国ドラマって、結構あるあるですよね。

セカンドシーズンありそうな終わり方だけど無い、みたいな。

そんなモヤモヤな終わり方ではありますが、

全体を通して飽きずに楽しむことができたので、

このドラマは★四つにしました。

 

それと、ウォレス・フォの演技が素晴らしすぎる。

天才であるが故の変わり者の役ですが、

そんな変わり者の演技も、ヒロインとのロマンスの演技も、

あと、狂気の演技も、全部素晴らしかった。

しかも、このドラマ、吹き替えのキャストが載っていなかったので、

おそらく吹き替え無しで演じている役者さんの声を使っているんだと思いますが、

ウォレス・フォの声がステキすぎ。

いつも時代劇の活舌の良い腹から出ている系の声ばっかり聴いていたので、

今回のドラマの声は新鮮でした。笑

 

あと、ネットの書き込みでいくつか拝見した、

「『愛と容疑者に堕ちて』という邦題はどうなの?」問題については、

筆者も「確かに!」と思いました。

邦題はラブロマンス(しかもドロドロ愛憎劇)っぽいですが、

ラブロマンスはサスペンスをより面白くするための伏線にすぎませんでした。

 

でも中国語の題の「他来了 请`闭眼」(彼が来たら目を閉じて)も、

最後まで明確には意味が分かりませんでした。

「他」って誰?なんで目を閉じなきゃいけないの?

なんで?って見返しても良くわかんないんですよね。

たぶんそうかな?というのはありますが…。

筆者の読解力のなさでしょうかorz

このドラマは何度見ても面白そうなので、

また見返して答えを探そうと思います。

 

英語の題の「Love me if you dare」(勇気があるなら愛してみな)

なら、ちょっと物語にフィットしている気がします。

 

サスペンス好き、ウォレス・フォ好きにはおすすめのドラマです^^

 

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【華流】コウラン伝 感想

コウラン伝 ~始皇帝の母~【★★★☆☆】

国史上初めて全土を統一した秦の始皇帝「母」が主人公の物語。

大ヒットドラマ「瓔珞」のプデューサーが手がけていて、

キャストが再集結したということもあり、

結構注目度の高かったドラマかと思います。

 

始めの方は、展開が早すぎて雑な感じがありましたが、

途中から徐々に一つ一つの出来事に重みが増してきて、

だんだん面白くなってきたので、

最後まで見ることができました。

 

「瓔珞」はすごく面白かったので、

製作陣とキャストが被っていることもあり、

何となく期待して観てしまったので、

その期待値からすると若干肩透かしを食らった気分ではありました。

前評判がなかったら最後まで見れなかったかも。

 

それに、中国の歴史ドラマで宮廷モノとしては、

悪役が手ぬるかった感じがあります。笑

特に「雅王女」という愛に狂った悪女が出てくるのですが、

もっと大暴れしてくれるかと思って期待していたのに、

そこまで…って感じでちょっと残念。笑

せっかくフィクションで加えるならもっと徹底的に暴れてほしかった。笑

(ちなみに、「雅王女」を演じた女優さん(海鈴:ハイ・リン)は

「運命の桃花」でも愛に狂った悪女の役でした。

そういう役専門?ってくらいめっちゃハマり役です)

 

でも、題材としては面白いので、見る価値はあると思います。

時代的にも、中国の戦国時代で群雄割拠の時代ということもあり、

一国の朝廷や後宮の権力争いだけでなく、

他国との覇権争いも絡んできて、

結構見ごたえがある部分もありました。

 

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全62話です。

ちょっと長いですが、結構テンポ良く進むのでサクサク見られると思います。

 

筆者もこのサイトで観ました。

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【華流】鏢門(ひょうもん) 感想

鏢門(ひょうもん)【★★★★★】

このドラマ、めちゃくちゃ面白かったです。

筆者がこれまで観てきた中国ドラマで、上位に入ります。

日本でのネットの評価が低いのが謎

ほんとにほんとうに面白かった。

久しぶりにドラマについて長く語りたくなりました。笑

なので、このブログは長文です(ネタバレはありません)。

面倒な人は、とりあえず、このドラマ観てください。笑

 

そもそも「鏢門」とは

「鏢門」というタイトルから、何かを想像できるでしょうか?

筆者はできませんでした(笑)。そもそも読めなかったし。

 

中国の清の時代に「鏢行」というビジネスがあったそうです。

これは、荷物や現金などを賊などから守って、

目的地まで安全に届ける護送業のこと。

物品や資金の流通の円滑化に貢献していたそうです。

 

このドラマでは、山賊から身を守れるよう、

鏢師(運び屋)は武芸が達者な設定になっていました。

同じ鏢局に属する鏢師たちは師弟関係を結んでいて、

武術や鏢師の仕事が師匠から弟子へと受け継がれていく仕組みになっていました。

 

また、貴重品を扱うこともあってか、

結構厳しい「掟」が定められていて、

その掟を破ると破門になったり、最悪殺されたりします。

そうやって商売の公平性や信頼性を維持しているという設定でした。

 

なんか武芸の門派みたいですよね。

「鏢門」はそういった「鏢行」に関わる特殊な業界の仕組みを

指した言葉だと筆者は理解しました。

 

ストーリーについて

このドラマは、

頑固一徹・鏢師一筋に生きた若き鏢師の

強くて切ない生き様を描いたドラマです。

 

清朝末期から民国へと移り変わるまさに激動の時代に、

鏢門の「掟」に忠実であろうとし、

正統派の鏢師であることを貫いた男の生き様が描かれています。

 

これだけ見ると、なんか暗くて、堅苦しいドラマかな?

と思ってしまいますが、

違うんです!

 

随所にユーモアあふれるコメディタッチの演出がちりばめられていて、

全く間延びすることなく、飽きることなく、観ることができます。

 

ストーリーの展開としても、

いろんな要素があって本当に面白いです。

 

同じ鏢局内での争いや、山賊との争い、

ロマンスや裏切り、

時の権力者との駆け引きなど、

見どころがいっぱいです。

 

特にアクションシーンは見ごたえがあります。

このドラマをあえてカテゴライズすると

武侠モノ」に入ると思います。

それくらい、

随所で繰り広げられるアクションは圧巻です。

「鏢師強すぎ!」って笑けるくらいすごいです。

銃と刀の戦いで負けないですもん。笑

 

あと、このドラマから受け取れるメッセージは、

とても深いものがあると感じました。

時代は変わって、

人間の考え方や常識も変わっていくけれども、

それでも変わらずに大切にすべきものがあるんじゃないか、

という問いかけのようなものを感じました。

 

キャストについて

筆者が個人的に気に入ったキャラクターを演じた役者さんを紹介します。

 

ウォレス・フォ(劉案順役)

ウォレス・フォがこのドラマの主人公にマッチしていました。

筆者はこれまで、「女医明妃伝」「金襴良縁」「如懿伝」で

ウォレス・フォを観てきましたが、

このドラマの劉案順役が一番見ごたえがありました。

もともと好きな俳優さんですが、

このドラマでもっと好きになりました^^

 

鏢局の仲間たちと宿敵

康凱:カン・カイ(エルへ役)

三国志」で張飛役をやっていた俳優さんです。

今回のエルへ役もむちゃくちゃハマっていました。

このドラマでは、「高貴な血筋ではあるものの、

先祖が爵位をはく奪された残念な王の末裔」という設定です。

身体がでかくて粗暴で強いけれども

どこかかわいくて憎めない役がむちゃくちゃ似合う俳優さんです。

 

楊煉:ヤン・リエン(トン・ハー役)

この役に超ハマっていた俳優さん。

この役、むちゃくちゃ大好きです。

ムードメーカーのような役柄です。

元々は詐欺師ですが、徐々に劉安順の右腕になっていきます。

 

党浩予:ダン・ハオユー(山猫役)

残虐非道なサイコパスですが、どこか憎めない「山猫」というキャラ。

この俳優さんの狂気の演技すごいです。

吹き替えのキャストに「山猫」がなかったので、

おそらく役者さんの声をそのまま使っていると思いますが、

すごく独特な声としゃべり方で、

山猫にぴったりでした。

 

 

地味だけど重厚感のある映像が素晴らしい

このドラマは、一介の鏢師が主人公なので、

豪華絢爛な建物や、美しい衣装の出番はすごく少ないです。

悪く言ってしまえば、ちょっと地味な部分が多い。

ですが、映像にすごく重厚感があって、

「ああ、美しいなぁ」って思う瞬間がたくさんありました。

 

なんでも、実際の建物を使用したり、

実際の山で撮影していたそうです。

映像はまさに映画クオリティだったようです。

 

むちゃくちゃなイケメンとか、美女がでてくる話ではありませんが、

すごくステキな映像が楽しめる作品でした。

 

音楽・歌も最高

このドラマ、サウンドトラックや効果音も、本当に効果的で素晴らしいんです。

特にコメディタッチに変わるところとか、

新しい展開が始まるところとか、

独特の音楽が流れるんですが、

これがまたいいの!笑

作品にのめり込んでしまった一つの要因かもしれません。

 

そして、なんといっても、主題歌がかっこいい

朱克(チュー・グー)という歌手が歌う

「陌路行」というのが主題歌なのですが、

このサビのところ「合吾~♪」と歌われるところ、

めっちゃかっこいいんですよね。耳に残ります。

「合吾」は、

ドラマの中で鏢師たちが

護送路を通るときに使っている掛け声なのですが、

主に山賊の縄張りを通るときに使っていました。

「これから通るよ~」みたいな感じですかね。

かっこいいんですよね~。

是非聞いてほしいです。

Youtubeに動画がありました。

↓↓↓

www.youtube.com

 

あまりにも面白かった作品なので、

長々と書いてしまいましたが、

まとめは一言です。

是非観てください^^

久々に面白い中国ドラマに出会えました。

 

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筆者もこのサイトで観ました。

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【華流】武則天 感想

武則天【★★★★☆】

長い長い中国の歴史の中で、唯一の女帝となった則天武后のお話です。

14歳で入宮してから、81歳で亡くなるまで、

2代の皇帝の妃になり、皇后になり、

最後は皇帝になって自分の国を開く、

という武則天の波乱万丈の生涯が描かれています。

(日本では則天武后と習いますが、

 中国では姓の「武」を上において武則天と言うのが普通とのことです)

 

このドラマで描かれている武則天像は、

中国三大悪女とまで言われる武則天像とはだいぶ異なります。

武則天が主人公なので当たり前っちゃあ当たり前?)

情に厚くて賢い女性として描かれています。

有名な、自分の女児を手にかける話も、

このドラマでは全く異なるストーリーとなっています。

(ネタバレになるので、詳細は割愛します)

 

筆者としては、このドラマ、

ストーリーはもちろん面白いですが、

それ以上に、

ファン・ビンビン様に圧倒されました。

 

中国にはチャイボーグと呼ばれる美しすぎる美女がたくさんいますが、

その中に合って、ファン・ビンビン様は別格だと思いました。

美しすぎる。

そしてそれだけじゃない迫力。

ド迫力の美しさです。

 

豪華すぎる衣装や派手なメイクに負けていないあの存在感は何なんでしょう。

まさに女帝。

ファン・ビンビン様を観るだけでもこのドラマを観て良かったと思いました。笑

(それは言い過ぎですが)

 

ここまでファン・ビンビンの話しかしていませんが、

もちろん、ストーリーも面白いです。

権力闘争や後宮での足の引っ張り合い、

味方キャラかと思ったら実は敵だったり…

そういう宮廷時代劇あるあるのストーリーが好きな方は

間違いなく楽しめると思います。

 

何より、

何度も危機に瀕しながら華麗にカムバックしてくる

武則天の運をつかむしたたかさに舌を巻きます。

 

あと、このドラマで特筆すべきは、

とにかく豪華絢爛ということではないでしょうか。

筆者はこれまでいくつも中国の宮廷時代劇を見てきましたが、

おそらく、一番見た目がど派手だと思います。

その豪華なセットや衣装に負けていない俳優陣も圧巻ですよね。

ってまたファン・ビンビン様の話に戻りそうなったので、

この辺で止めておきますね^^

 

ただ、最後の10話くらいで面白さが失速してしまったんですよね。

淡々としすぎるというか。

武則天がある程度昇りつめてしまって、

めちゃくちゃ引き込まれるようなトラブルが無かったからかもしれませんが。

なので、最後までノンストップとまではいかなかったので、

★は4つになっています。

 

でも、本当に面白いし、

これまで観てきたどの宮廷時代劇より絢爛豪華な世界を楽しめるので、

是非観てほしい作品です。

 

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【韓流】ユミの細胞たち シーズン1 感想

ユミの細胞たち シーズン1【★★★★☆】

このドラマ、今まで観たことのないスタイルのドラマでしたが、

筆者はめっちゃ好きでした。

面白かった

 

ドラマのストーリー自体は、

一つの恋が始まって終わるまでを描いた

単なるラブコメなのですが、

それだけじゃない面白さがこのドラマにはあります。

 

人が何か行動を起こすときって、

外から見ると「行動」という結果しか見えないですが、

じつはその行動を起こすために頭の中でいろんなこと考えますよね。

このドラマの中ではその「頭の中」の世界が、

「細胞たちの小劇場」みたいな感じで表現されています。

それが、うまい具合にストーリーの中に組み込まれていて、

「いや~わかるわ~。そうだよね~。」

と共感できたり、

「あ、そんな考えで行動するのね」

と納得させられたり、

単なるラブコメが、

主人公たちの頭の中を丸見えにすることで

より人間臭さを伴って共感できるようになっています。

 

頭の中で考えて起こした行動が、

思わぬ結果を招いてしまうこともしばしばあって、

頭の中が丸見えなだけに、

そのギャップがまた笑えます。

そしてそれがまた「わかるわかる」と共感できちゃうんですよね。笑

 

(原作はWebコミックとのことですが、

一体どんな描き方をしているのか気になります)

 

ただ、最後は切なかった。

シーズン2があるみたいなので、

それに期待します。笑

そう、回収できていない伏線もいくつかあるので、

シーズン2でそれが回収されていくはずです。

主演二人のロマンスもどう展開していくか楽しみです。^^

 

あと、キャストも最高でした。

特に主役の二人本当に素敵。

 

ヒロインは「トッケビ」のキム・ゴウンさん。

一重まぶたがステキな女優さんです。

目鼻立ちくっきりの美人さんが多い韓国ドラマの主演俳優陣の中で異彩を放っている女優さんです。

筆者は結構好き。

この女優さんの演技が本当に素晴らしい。

笑えるし泣けるし、ほんと好きな女優さんです。

 

相手役は「梨泰院クラス」に出ていたアン・ボヒョンさん。

「梨泰院クラス」は悪役っぽい感じでしたが、

今回はそれと全く逆。

見た目はよりワイルドになりましたが、

心はさわやかな好青年の役です。

キム・ゴウンさんとのカップル役が本当に素敵でした。

 

それにしてもシーズン2が気になります。

筆者は、続きを気にするのが嫌いなので、

一気見したい派なのですが、

このドラマはシーズン2があることを知らずに観始めてしまったんですよね~。笑

騙されました。(誰に?笑)

 

筆者のように一気見派の人は気を付けてご視聴ください^^

【華流】トキメキ☆雲上学堂スキャンダル(漂亮書生) 感想

トキメキ☆雲上学堂スキャンダル(漂亮書生)【★★★★☆】

韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」の

中国リメイク版です。

元ネタが面白いので、面白くないわけがありません。笑

面白かった。

ブコメ好きな方なら文句なく楽しめる作品かと思います。

 

おおよそのストーリーの流れは、かなり韓国版と似ています。

男装した女子が期せずして男子しか入学できない学校に入ってしまうところとか、

そこで活躍してみんなの信頼を得ていくところとか、

その一方で目立ちすぎて目の敵にされてしまったりとか。

あとは主要キャラクターの大まかな設定とか、

韓国版で観たことある内容と重複しています。

 

しかし、キャラたちのイメージや、

細かい部分のストーリーなど、

結構違っていて、

中国版ならではで楽しめる部分も多くありました。

 

筆者としては、中国版は中国版として、結構楽しめたので、

韓国版を見たという方にもおすすめできます^^

 

 

【華流】夢幻の桃花 ~ 三生三世枕上書 ~  感想

夢幻の桃花 ~ 三生三世枕上書 ~ 【★★★★☆】

「永遠の桃花(三生三世十里桃花)」のスピンオフ版。

 

本編ほどではないですが、面白かったです^^

 

ウン十万年前に世界を治めていて既にご隠居されている東華帝君と、

天真爛漫な九尾の狐・白鳳九(若干3万歳w)のラブストーリーです。

元々縁がなかった二人がどうやって縁を結んでいくのか、

観進めると「なるほどなるほど、そういうこと!」と、

納得できるストーリーになっています。

「永遠の桃花(三生三世十里桃花)」で結ばれなかった二人の救済の物語のような感じがしました。

 

ただ、「永遠の桃花(三生三世十里桃花)」の設定とちょっと違っているところもあるような。

特に白鳳九の年齢とか。

ま、細かいところは気にせず観てくださいということでしょうか。

楽しめれば何でもありですよね。笑

 

この作品はストーリーももちろん面白いですが、

何より主演の二人が美しすぎる。

これに尽きます。笑

 

東華帝君役は高偉光(ガオ・ウェイグァン)。

「扶揺(フーヤオ)」や、「古剣奇譚」にも出ている俳優さんです。

ハッキリくっきりとしたお顔立ちのイケメンさん。

顔が濃い俳優さんなので、将軍とか、そういう男臭い役もバッチに似合うのですが、

白髪のご隠居さんである東華帝君役もまた、本当にハマり役なんですよね。

男臭さとはまた違った落ち着いた魅力が素敵です。

 

そして九尾の狐の白鳳九役やディリラバ。

この人、本当に美しいです。

こんなに美しい顔立ち、そして完璧なスタイル。

身体も柔らかいんですよね。

非の打ちどころがない女優さんです。

 

この二人を観るだけでいろんなものが浄化される気がしました。笑

 

そのほかのキャストでは、

筆者としては司命星君役のワン・シャオが一押しです。

キャラももちろんおせっかいというか、

心優しい面倒見の良い役で好感が持てる役なんですが、

声がすごく良いんですよね~。笑

同じ役でも「永遠の桃花」と「夢幻の桃花」では

キャスティングが違っている役も結構あったので、

司命星君役はキャストが同じで良かった~と思いました^^

 

ただ、この作品は、十分面白い作品ではありましたが、

やっぱり筆者としては

「永遠の桃花(三生三世十里桃花)」が断然面白かったと思います。

 

これを見た後、

筆者は諸々の設定の確認をしようと、

「永遠の桃花」を見たんですよね。

最初の方だけ見るつもりが、

面白くて再度全部見ちゃったんです。笑

改めて「永遠の桃花」の面白さを実感しました。

ファンタジーものなのに、本当に良く練られているなぁと。

視聴者をロックオンする設定やストーリー展開に脱帽です。

二回見て二回ともハマるって。笑

ま、筆者の記憶力が悪いだけかもしれませんが^^

 

もし、まだ見ていない方がいたら、

「永遠の桃花」も是非観てみてください^^^

ちなみに、「永遠の桃花」で主役のヤン・ミーが、

「夢幻の桃花」でもカメオ出演しています。

ちらっととかではなく、結構がっつり出てます。笑

 

両方観ることで楽しさ倍増すると思います。

順番としてはもちろん、「永遠の桃花」⇒「夢幻の桃花」です。