【華流】開封府 感想
開封府【★★★★☆】
このドラマ、途中までは本当にめちゃくちゃ面白かったです。
後半も、面白くなくはなかったのですが(だから完走できたんですが)、
「なんでそんなことするの?」みたいな、
登場人物の動きについて行けない展開が多くて、
ちょっと疲れました。笑
あと、主人公のキャラがめちゃくちゃ良いんですが、
途中から普通の人っぽくなっていって、キャラが弱くなった感じがして、残念でした。
なので、★4つです。最後まで面白かったら★5つでした。
主人公は、中国では超人気の実在した人物
この作品の時代は北宋の第3代皇帝と第4代皇帝の頃です。
主人公は実在し、今なお超人気の「包拯」という宗の高官です。
身分が高くて権力も持っている貴族や宦官もお構いなしに
不正を摘発していったことから、庶民からすごく人気があるのだそうです。
日本で言うと、江戸時代の名奉行・大岡越前みたいな人だそうです。
中国ではとても人気なので、親しみを込めて「包公」と呼ばれたりもするそうです。
あと、「包晴天」と呼ばれたりもするそうですよ。
(同名のドラマがあるようです。)
ドラマでの主人公の設定が面白い
元々人気の包拯なので、これまでもいろんな作品が作られてきたようですが、
この作品が面白いのは、そのキャラクターかと思います。
なぜか色黒で周りからは敬遠されがちですが、
家族に愛され、また、良さを分かってくれる人からはうんと慕われます。
原理原則を重んじる、悪く言えば融通が利かないキャラです。
何故が動きも何となくコミカル。
でも、めっちゃ頭切れる。
その主人公が、難事件を解決していくストーリーです。
物語途中から何か失速
このドラマ、途中までは、壮大なスケールのストーリー展開になるのかな?
と思っていたんです。
包拯が出世して、悪の枢軸のような権力者を一刀両断する…みたいな。
でも、途中から、何か失速したんですよね。
脇役たちの無駄な動きが多いからですかね?
(ネタバレになるのであまり言いませんが)
包拯も途中から普通の人みたいになっていってしまうし、
設定もストーリーも面白いんですが、
なるほど!そうくるか!っていう感動が無かったかな~と思います。
脇役たちのストーリーはいいから、
もっと包拯の仕事をじっくり見せてほしかった、
というのが筆者の感想です。
正直謎解きも、
「いや、それ、素人でもわかるんじゃない?」みたいな推理が
あったりしましたし。笑
でも、面白くないというわけではないです。
続きが気になって、観れてしまう感じではあります。
少し変わった中国の歴史ドラマが見たいという人にはおすすめのドラマです。