【華流】鳳凰の飛翔 感想
鳳凰の飛翔【★★★★☆】
このドラマ、何とか完走できたドラマです。
筆者は面白くなかったり、
どうしても入り込めなかったりするドラマは途中で観るのをやめてしまうのですが、
このドラマは一応完走できたので、
面白くなくはないのかな、と思います。笑
歯切れ悪くてすみません。
このドラマ、映像や役者さんたちはとても素敵ですし、
面白い展開やシーンも多々あるのですが、
キャラの設定が「なんかはじめと違くない?」と思ったり、
無理やりすぎる展開が多かったり、
結構重要なキャラがパタパタあっけなく死んでいったり、
かと思えば、「え?生きてたの?」というキャラもいたり、
観ていて違和感を覚えることが多かったと思います。
皇子たちの後継者争いや、全王朝の残党との闘争など、
題材としては楽しめる要素はたくさんあるのですが、
物語後半に進むにつれ、結構無理やりな展開が増えてきて、
「そうきたか!」とうなるより、
「え~!?そうなっちゃうの?なんで?」とツッコミたくなる箇所が多かったのがすごく残念でした。
そして最後も、邦題の「鳳凰の飛翔」ってそういうこと?みたいな、笑
そういう終わり方で、なんか残念×100。
ここまで、結構言いたい放題言ってしまいましたが、
筆者は完走しているので、
もちろん、良いところもあります。
このドラマで一番すごいと思ったのは、
ヒロイン鳳知微を演じるニー・ニーさんの男装のクオリティの高さ!
女性が男装して男に成りすます系の歴史ドラマはこれまでいくつか観てきましたが、、
この方の男装が最も秀逸かと思います。
ステキ。笑
もう一つこのドラマに引き込まれるポイントとしては、
ドロドロの後継者争いでしょうか。
第6皇子寧弈が主人公の一人なのですが、
第6皇子vx.皇太子 ⇒ vs.第2皇子 ⇒ vs.第7皇子
と、後から後から敵が現れます。
陥れたり陥れられたり、結構面白いです。
あと、映像は栄華みたいでとてもきれいで豪華です。
このドラマは、万人におすすめ!というよりは、
中国ドラマが好き!という人向けのドラマかと思います。
中国ドラマの世界観(無理やりな展開含め)が好きな方であれば、
ある程度楽しめるドラマかと思います。
もし観るかどうか迷っている方は、
とりあえず23話くらいまで観て完走するかどうか決めると良いと思います。