【華流】悪との距離 感想
悪との距離 【★★★★☆】
台湾の社会派のドラマです。
このドラマ、予想外に惹き込まれてしまい、
一気見してしまいました。
このドラマは、
多数の死傷者を出した映画館での無差別殺人事件について、
被害者家族、加害者家族、そして報道など、
あらゆる角度で事件後の様子を描いたドラマです。
観る前は、暗い、社会の闇をえぐる系の話が淡々と
描かれるドラマかな?と思っていて、
観る予定はなかったのですが、
口コミの評価が高かったので、
ダメ元で観てみよう!と思い立ち、観ることにしました。
観始めると、1話、2話、3話と惹き込まれてしまい、
あっという間に10話(短い!)完走でした。
口コミに感謝です。
このドラマを観ていると、
被害者遺族、加害者家族のどの立場に立っても、
本当にやるせない気持ちになります。
突然家族を失い、幸せな生活や未来を奪われてしまった被害者遺族、
家族が犯罪者になり、突如「殺人鬼の家族」というレッテルを貼られて
生きなければならなくなった加害者家族、
どちらもこれから生きていかなければならないのに
どう向き合って乗り越えていったらよいか わからず
もがき苦しむ人たちの姿が描かれています。
でも悲しいだけじゃなくて、
正義感にあふれる弁護士や、
支えてくれる家族や同僚、仲間によって、
少しずつ希望らしきものも見えてくるような、
そんな温かさも感じられる展開になっています。
始めてみる種類のドラマでしたが、
観てよかったと思いました。
是非お勧めです。
筆者はこのサイトで観ました
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