韓流・華流日誌

筆者がこれまで観てきた韓国ドラマや中国ドラマなどについて個人的な感想をつれづれにつづるサイトです。基本的に批評というよりは、面白い韓国ドラマ、面白い中国ドラマについて韓流愛、華流愛をぶちまける感じになると思います。

【華流】慶余年 感想

慶余年【★★★★☆】

この作品、ずっと見たかった作品です。

U-NEXTで見放題が解禁になったのをきっかけに視聴しました^^

 

現代の記憶を持ったまま古代に転生してしまった主人公が

恋に権力闘争に奮闘する物語です。

 

ネットの評判が良かったので

期待して観てしまったせいか、

めっちゃ面白い!とはなりませんでしたが、

設定が新鮮でしたし、

すっごく複雑に話が絡み合っていたりもして、

結構見ごたえがありました。

 

視聴していて、良い意味で何度も裏切られました。笑

 

現代の記憶を持ったまま古代に転生する(タイムスリップとは少し違うようです)、

という設定から、

もしや現代の記憶を使って大活躍?

と思いきや、もちろん活躍するけれども、

それがメインの話でもなく、

 

リー・チンが出てきた時には

もしやロマンス時代劇?

と思いきや、それほどでもなく、

 

主人公が飄々と難題を解決していくように見えて

実はそれほどスムーズでも無かったり、

 

とにかく、結構複雑なストーリー展開になっています。

 

そして最後の最後一番の

 

え!?

 

ですよ。

ここへきてそうなるの?

 

となりました。

もうね、本当に最後まで振り回されっぱなしでした。笑

 

でも、わかりやすいストーリーも好きですが、

これくらい見ごたえのあるストーリーもアリですね。

 

ただ残念なのが、

めちゃめちゃ盛り上がるクライマックスのようなものが

無かった感じがすることなんですよね。

視聴者の意表を突くストーリー展開はすごいなぁと

思うのですが、

なんかイマイチ盛り上がりに欠けるというか。

 

そして続きがありそうな終わり方

いや、気になりますよ。続き。

早くシーズン2が観たい。

こおモヤモヤを何とかして。笑

 

ちなみに、筆者個人的には、

25話くらいから物語が動き出して面白くなっていった感じがします。

それまでは物語の材料を揃えてる感じ。

主人公を突き動かす動機や仲間、

敵対する勢力の存在などが

ゆっくりと形作られていく過程がメインです。

でも25話くらいを境に徐々に動き出していきます。

スロースタートのドラマなので、

最初の方で「ん?」と思った方は

25話くらいまで頑張って見ることをお勧めします。

 

キャストについて

チャン・ルオユン(主人公:范閑役)

筆者は初めて見る俳優さんでした。

イケメンではないのですが、

若いのに演技が上手い実力派という感じです。

結構主人公の范閑役にハマっていました。

 

リー・チン(ヒロイン:林椀児役)

筆者の大好きな女優さん。

なのですが、今回このキャスティングはリー・チンの無駄遣いでは…。

物語の前半部分では結構活躍していましたが、

途中から全然出てこなくなってしまいました。

 

シャオ・ジャン(言氷雲役)

このドラマ、シャオ・ジャンファンは我慢が必要です。

登場するのは物語の終盤からです。

シーズン2に期待です。

 

シン・ジーレイ(海棠朶朶役)

今回、このドラマで一番驚いた俳優さん。

この方、「如懿伝」、「狼殿下」にも出ていた、

独特な眼差しの女優さんで、

「魔性の女」の印象が強かったのですが、

このドラマでは素朴な少女のようなイメージで、

これまでの印象と全く違ったんです。

めっちゃ若返って見えましたし。

物語の後半戦を大いに盛り上げてくれた女優さんです。

 

なんやかやと色々書いてきましたが、

シーズン2が出るなら筆者は迷わず観たいです。

まだまだ解明されていない謎がたくさん残されているんです。

シーズン2はもっとテンポよくドラマチックに物語が進んでくれると

うれしいです。笑